東京で桜が咲き始めた3月下旬(サイクリング日:2020年3月21日)、北浦サイクリングの続きに出かけました。
コロナウイルスで、人と会うのは自粛しますが、自宅から車に自転車を乗せて、お弁当を持って、人気の無い北浦をサイクリングするのは問題ないでしょう。
ここは、簡易トイレや四阿、駐車スペースもあります。まだ肌寒く、風もあるので四阿でお弁当を食べることにしました。お弁当を作るのはちょっと面倒ではありますが、適当に肉と野菜を炒めてご飯の上に乗せるぐらいの簡単なものならなんとかできます。それに、外で食べるお弁当は格別で、安上がり。気に入っています。水筒には暖かい麦茶を入れて持っていきます。
山田川を渡ると、このような野鳥観察小屋が登場します。
このような観察小屋、観察壁はハイドと言って、人が隠れることで野鳥たちが安心できるので間近で観察できると言う目的があるのですが、このハイドに行くまでに、人に気づいて逃げ去ってしまいます。それに、小さな窓の向こうで人がちらほら動いていると、余計不審ですね。
まあしかし、このような物は、鳥と人との距離を保つ意識を喚起するものかもしれません。
北浦はどこもコンクリート護岸されていますが、このような波消し杭を設置して水生植物が生息できる場を再生しているようです。
この水生植物帯造成施設は、
「産卵の場、
稚魚の育成の場、
稚魚や小魚がブラックバスなどの外敵から身を守る隠れ家
水質浄化の場
となります」と書かれています。
コンクリート護岸が続くと殺風景ですが、このように植物が繁り、水鳥が泳いでいると癒しの風景になります。
国道354にかかる鹿行大橋が見えてきました。
この橋を渡った先は旧大洋村のあたり。その先は鹿島灘です。
この橋は、かつて車がやっと一台通れるようなとっても狭い橋でしたが、東日本大震災で橋が落ち、新しく作り替えられました。
武田川の河口。
流入河川の両サイドは砂利道です。
橋を渡って、しばらく行くとまた川です。
この用水路のような川の両サイドも砂利道。
電信柱に使うようなコンクリートで作られた火の見やぐらを発見。
少し進むと、車が駐車できそうな広場がありました。
ベンチもあるので、ここで休憩。
次回はここからスタートすることにします。
3月21日、桜の花は二輪、三輪咲き始めたところです。
この日は南風が強く、北浦を北上する時は、スイスイ進みましたが、戻りはモロに向かい風。
北浦の土手上の道は風を遮るものがないので、
集落寄りの道に入って、帰ってきました。
帰りは、あまりの強風のため、写真を撮る余裕がありませんでした。
このコースはトイレからスタートして戻ってくるのでトイレの心配はありませんが、途中流入河川を2本超えるのに砂利道を走ることになります。
行き11km、帰り10kmの約21kmのサイクリングでした。
帰りの集落や街道の感じも良く、行きと帰りでルートを変えるのも楽しいですね。