北浦を一筆書きでサイクリングしてみます。1日で一周できるような距離ではないので、地道に少しずつ走っています。このコースのサイクリング日は2020年2月9日です。
折りたたみ自転車を車に乗せて、駐車できそうなところに車を置いてスタートします。
この日は、北浦大橋の橋のしたからスタートして山田川の河口にあるトイレを目指して、折り返してきました。片道約10kmです。
北浦の西側は、大きな街もなく、のどかな田園地帯が続いているので、コンビニなどは少ないため、対岸にあるコンビニに寄って、北浦大蓮を車で渡って、今回のスタート地点に向かいました。
北浦大橋は、北浦にかかる橋のうち、最も長い橋です。
ここからスタートします。
右手に北浦、左手に水田やレンコン畑。土手の上は車も時折通りますが、人影はまばらでサイクリングをしている人は滅多に見かけません。釣り人がところどころ土手に駐車しています。
北浦はどこも護岸されています。そのため、かつて繁茂していたアシやヨシなどの水生植物がなくなり、水質の悪化や水鳥などの生息域が減少してしまいました。水生植物の復活のため、このような波消しを作り、水生植物を保護しているようです。このような岸辺のワンドは、霞ヶ浦にも多く見られますが、北浦でも見られます。
美しい湿原のような風景になっています。
ここは、ヨシを刈って管理しているようです。きれいに刈り取られていますね。
波消し杭の上で鳥たちが羽を休めています。
黒装束で群れているのはオオバンです。霞ヶ浦も北浦もオオバンがたくさんいます。
北浦は湖岸が入り組んでいるので、このように土手が大きくカーブしているところがあり、単調な霞ヶ浦より、風景が変化します。
陸地側は、レンコン畑が続いています。初夏、ハスの花が咲く頃はきれいでしょうね。
レンコン畑の向こうに、大きな白鳥?のように見えるのは軽トラック。レンコン畑の作業が一斉に始まったのでしょうか?
レンコン畑ではなくて、北浦のヨシを再生している場所での作業をされていました。
きれいに刈り取って束ねていました。
人の手が入って維持される自然もあります。
かつては、カヤは屋根に使われていましたが、今は何かに使っているのでしょうか?
しかし、こうして手入れをされているのは、嬉しいことです。
山田川河口の展望台のようなものが見えてきました。
山田川を渡る手前にこのような簡易式ではありますが水洗のトイレがあります。
車を停めるスペースもあるので、次回はここからスタートすることにして、北浦大橋まで、来た道を戻ります。
このコースはカーブして変化のある湖岸とレンコン畑、手入れされたヨシ原ワンドの風景が楽しめるので、緑が美しい頃、ハスの花が咲く夏の夕暮れに走ってみたいコースです。