霞ヶ浦は外来魚の宝庫になっていますが、中でもアメリカナマズはうじゃうじゃ増えていて問題です。
しかし、ナマズは淡白な味で美味しいのです。アメリカナマズも綺麗な水にいるものは美味しいのです。それならば、食ってみましょう。
雨が降ってきそうな土曜日、先週の涸沼川のシーバス釣りで余りに余ったイソメを消化するために、近場の霞ヶ浦で釣りをすることにしてみました。
ここ数年、海水温が上がったせいか、いばらきの海の堤防釣りも釣果が上がらず、霞ヶ浦でも以前は爆釣れしたワカサギも、今ではほとんど釣れないという状況が続いています。
ナマズだけは、絶対に釣れます。
普通は、ナマズ釣りの餌は、塩サバの切り身か、レバー、ミミズといったところです。
潮水用のイソメではどうなんでしょうか。
竿を出して数分で、大物がかかりました。
明らかにアメリカナマズの引き。
春はこのような浅瀬に魚が集まっているのだそうです。
確かに、ここに投入するやいなや、入れ食いです。
あっと言う間に3匹。
大きな魚は臭いので、できればもっと小さな魚が良かったな。。
このあたりの湖水も濁っているので、どうでしょう。
外来魚は生きたまま移動できないので、現地にてシメて血抜きしました。
内臓を見てみると、モロコや川エビ、フナの子などが入っていました。
以前、新川の河口付近で釣れたアメリカナマズを食べてみたら、霞ヶ浦フレーバーが凄まじかったので、そのトラウマもありますが、一応持って帰って、食べてみましょう。
臭かったら、庭の栄養にします。
やっぱり、フレーバーがありました。
流石に新川河口のものよりもだいぶ薄く、食べられなくもないですが、妙なローズマリー臭のような感じがあって、好んで食べるものではないですね。やっぱり庭の栄養になりました。
綺麗な水のところだったら良かったかもしれません。
今回は、雨が降りそうだったので、近場にしてしまいましたが、稲敷の方とかは良いかもしれません。ワカサギも稲敷側の方は美味しかったですからね。また試してみたい気もしますが、わざわざ遠出するなら、やっぱり海に行ってしまうかな。
ですが、霧雨の中の霞ヶ浦にレンコン畑の風景は、アジアな感じでとても気持ちよく、やっぱり自然はいいな〜と春を満喫できました。